真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第3章 歌舞伎町
部屋にぽつんと取り残され、私は冷や汗がでてくる。
さっき沖田って人が警察って言ってたよね…
た、逮捕されるのっ!?
確かにおじさん達を殴っちゃったけど、あれは仕方なく…
頭の中で"傷害罪"という文字が浮かぶ。
名無し「うわぁぁぁ…」
どうしよ!このままじゃ捕まる!!
こっちに来た目的も忘れるし!
とりあえずここから出よう!
目的はその後思い出せば良いや!
私は足音を立てないようにそーっと出口を探す。
名無し「あ、あれ…」
少し歩くと外に大きな門が見えた。
あれだ!
出口を見つけた喜びで足取りが軽くなる。
名無し「良かったぁ、見つからなくて!」
沖田「誰に見つからなかったって?」
名無し「ぎゃぁぁぁぁ!!」
門を出ると沖田さんが腕を組んで柱にもたれていた。
沖田「色気のねぇ叫び声ですねィ」