真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第13章 真選組の慰安旅行
近藤「聞け、お前達!大事な事発表するから!」
大事な事?
隊士「大事な事ってなんですかぁー?」
皆酔っ払いすぎ。
アルコールで顔がもう赤くなっている近藤さんが私を指さした。
近藤「名無しの所属する隊を決めていなかった!てことで今決める!」
隊士「おぉぉぉ!!」
今更っ!?
確かに所属隊は決まっていなかったけど何となく近藤さんや土方さんとか総悟にくっついてたから気にしたこと無かった。
近藤「名無しの所属する隊はぁ、ドゥルルルルル!」
酔っ払いのテンションめんどくさいなぁ…
近藤「なんと!」
隊士達「おぉぉぉ?」
近藤「まさかの!?」
隊士達「おぉぉぉ!?」
近藤「一番隊だ!!」
隊士達「おぉぉぉぉぉぉ!!」
でしょうね…予想通りですよ。
総悟「これからも一緒ですねィ」
名無し「え、う、うん…」
満面の笑みで総悟がこちらを向く。
昨日より飲んでいるからか総悟のテンションが変だ。
何か可愛い…?
近藤「名無しの所属隊決定を祝ってかんぱーい!」
隊士達「「かんぱーいっ!!!!!」」
もう、飲みたいだけじゃない…(笑)
ギュッ―――――――――
突然総悟に右手を握られる。
名無し「どうしたの、総悟?///」
総悟「ほんとは離したくなかったんでさァ。ずっと手繋いでおきたかったん、でィ…」
名無し「総悟っ…///」
パタっ―――――――――
そう言いながら総悟は私にもたれかかってきた。
名無し「えっ、総悟!?///」
総悟「ぐぅ…」
寝てるの!?総悟って酔うと寝るんだ。
私の膝の上で気持ちよさそうに眠る総悟は何とも言えない可愛さだった。
いつもの変態サド王子はどこへ行ったのやら…