第9章 真選組女中生活 X日目 沖田総悟
朝食を食べ終わり近藤の部屋に行くことにした沖田。今日の仕事の見廻りだけでも見逃してもらうためである。
近藤の部屋に着くがそこには近藤はおらず、仕方がないので土方の部屋に行った。
「死ね土方コノヤロー。」
「いきなり何言ってんだお前は。んで、なんのようだ。」
「今日非番にしろぃ。」
「断る。」
「チッ。」
「たりめーだろ。お前どんなけ報告書が溜まってんのか分かってんのか。」
「ンなの土方さんがやってくれてもいいじゃないですかぃ。」
「そーいうもんじゃねーだろ!!はあ。とにかくお前に有給をやるつもりはねえ。」
「チッ。」
「さっきからお前舌打ちばっかじゃねーか!ったく。そんなにが心配ならそう言やーいいじゃねーか。」
「は、はあ!?土方、お、お前何言ってんだ!ついに頭にマヨネーズが溜まったのかぃ?!」
「マヨは関係ないだろ!つーか素直になれよな。」
ニヤニヤしながら沖田に詰め寄る土方。沖田はその言葉に反抗するのだが土方の指摘が図星ばかりをつく。
まてよ。俺に気があるってのかぃ?
「お前が今寝不足なのはに欲情したのを抑えてたからだろ。他のやつなら気持ち悪りぃの一蹴りだろ。」
「言われてみりゃそうですねぃ。え、てことは何、俺に惚れてるってこと?」
「そーなんじゃねーの?さっきも寝不足ではあったが満更でもねー顔してたしな。」
「嘘だろぃ…」