第1章 ここは夢?それとも異世界?
…え…どうゆうこと
「江戸?かぶき町?」
なに…それ…かぶき町はともかく、江戸って…どういうこと…
「え、えぇと、ここって東京じゃないんですか?」
私の住んでたとこも、学校も東京。つまり、ここは東京のはず。あ、でも昔は江戸って呼ばれてたから。今でもそう呼ばれている地区があってもてもおかしくは、無いよね…
「はぁ?東京?どこだ、そりゃ。」
うそ…
「聞いたことないアルな。」
「もしかして、あんた、本当に天人なんですかい?」
ウソ…なんで…
「わ、私が、住んでるのは、東京都〇〇✖︎✖︎です!」
「どこネ、そこ?聞いたこと無いアル」
やっぱり、ここって異世界、なんだ…
「うっ、ヒクッ…」
もうやだ…帰りたい…死にたい…
「ウッ…」
「あ…え、だ、大丈夫ですか?!泣かないでください。」
「あーあ、土方くん女の子泣かせちゃった。どうすんのさ、」
「はぁ?俺のせいじゃねーだろ!?てか、俺の質問しただけだし!」
「そりゃー、ねーですぜ土方さん。あんたの怖顔はなかなかのもんですからねぃ。」
「そうアル!マヨの顔もは怖すぎるネ!」
もう、やだ…どうしろっていうのさ…
「あの、武田さん、大丈夫ですか?落ち着いてください。本当にお困りのようなら僕たちが力になりますので。」
「ありがとっう、ござっいます。ヒクッ。」
「申し遅れました、僕、志村新八って言います。みんなには新八って呼ばれてるのでそう呼んでください。」
ありがとうございます、新八さん。なんか、初対面なのなとてもいい優しいですね…
「万事屋の神楽とは私にのことアルネ。困った時は私を頼るヨロシ。」