第7章 真選組女中生活 12日目
「口裂け女…ですね。了解です。ありがとうございます。」
「ねえ。ちゃん。もしかしてそこに行くの?」
「はい。そうですね。明後日にそこへ訪ねてみようと思います。」
「ふ、ふーん。そ、そっかー。悪いんだけど俺その日用事があるからついていけねーよ?」
「大丈夫ですよ。一人で行くので。」
「いや、何言ってんの!?ちゃん女の子なんだからそんなのダメな決まってるでしょ!」
「でも、新八さん達はあまりオカルト的なこと好きではないんでしょ?隊士さんにたついて来てもらうわけにはいきませんし。」
「あのクソサドに頼ればいいアル!いざとなったらアイツを囮にして逃げればいいアル!」
「そんなことしませんよ。あ、ココが図書館ですね。ありがとうございます。また今度何かおかしを持ってお訪ねしますね。それでは。」
焦る3人を残して図書館に入って行く少女。3人は顔を
見合わせて少女が行くのを付いて行くべきか行かざるべきか相談しながら見て帰路につくのであった。