第6章 真選組女中生活 11日目
明日は休みかー。何しようかな。ていうか最近仕事に慣れてきているからなぁ。大分要領をかませるようになってきてるし。それほど苦じゃ無くなってきたんだよなぁ。
朝食の大変さはあまり変わりは無い。とはいえ、調理道具の配置や連携の仕方、掃除の効率的なやり方などかなり掴み始めたので、今や近藤の部屋を掃除しおわるのは午後5時を回る前になる。
とは言ってもその夕食までの余った時間を他の女中の手伝いをしているのだが。
明日暇だなー。どうしよう。特にこれといった友達もいないし。神楽さん…いや、いきなり訪ねたら迷惑だよね。んー、どうしようかなー。
特にやりたいことも思い浮かばない少女。悩んでいても仕方がないのでとりあえず長風呂に浸かることにした。
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「はー。」
んー、気持ちよかった。2時間くらい入ってたのかな。足が伸ばせないのは残念だったけど、それでも結構疲れは取れたんじゃ無いかな?手の指もすっかりふやけちゃってるし。ちょっと体を冷ましたら寝ようかな。
明日仕事無いんだし、目覚ましも消しておこう。な