• テキストサイズ

銀魂 トリップ

第2章 真選組の本拠地に着きました


「んじや、ちゃんをよろしくな。」

「はい、了解しました。」




一応、お辞儀、しておいた方がいいよね、




「じゃー、屯所、案内するね。あっ、そうだ。俺、山崎退って言うんだ。よろしくね。ちゃん。」

「はい。よろしくお願いします。」




案内って、どういうことだろう。とりあえず、付いて行くけど。




「まず〜…」



ーーーー




「それで、ここが君の部屋だよ。一通り、案内は終わったけど、どう?何か質問とか、もう一度行って欲しいところとかって、あるかな?」

「あの、私の部屋ってどういうことなんですか?てっきり、牢屋の中に入れられるかと思ってたのですが…」

「あ〜、そっちのが、よかったらそうするけど…」

「あ、いや、そんなんじゃ無いです!ただ…その…」

「気持ちはわかるよ。説明しにくいんだけどね、君にはここの女中になってもらいたいんだ。今、ここには人手が足りてなくてね。できれば、任せたいかなって。もちろん、お給料は出るし、どうしても嫌だったらいいんだよ?」

「いえ、とんでもないです!その、いいんですか?私、一応不審者ですよね?」

「まあ、そうなんだけどね。んー、説明するとながいから、それは追い追い話すとして、ちょっと中で着替えてくれるかな?その服装だと、目立つから。」

「あ、はい。わかりました。」




…驚いた、てっきり、牢獄で暮らすことになるのかと思ってた。それに、この屯所って沢山の人が住んでるんだね。警察署とは違うんだなぁ。あ、そうだ。着替えないとだっけ。あ、着物なんだ。…なんだか、現代風だったり、昔風だったり、ごちゃ混ぜだな、ここ。
…えーと、あ、鏡がある!あれ見ながらだと…

生まれて初めて、自分が良家育ちであることを感謝したよ。多分、普通の一般家庭だと着物の着付けなんてできないんだよね。多分、これでいいよね。不自然なところも見た感じ、うん、なさげだし。よし。



/ 142ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp