第10章 真選組女中生活 X日目 志村新八
「だからなんだって言うのよ。男でしょ。当たって砕けなさいよ。」
「砕ける前提ですか!?やですよ、そんなことしてギクシャクしたら…」
「大丈夫よ新ちゃん。ちゃんかきっと上手にフォローしてくれるわ。」
「だとしても…」
「はぁ。ったくいい加減にして。いい?絶対やんなさいよ。じゃ無いと今日はお家に入れてあげませんからね。」
「そ、そんな姉上…」
「新ちゃんは男の子でしょう?だったらリードしてあげないと。それに今回がダメでもこれからもあるじゃ無い。」
「そりゃそうですけど。」
「大丈夫よ、悪い方向には行かないから。それに好意を寄せられているってわかったらちゃんも頼りやすいかもでしょ?」
「…そうですね。頑張ってみます。」
「そうよ新ちゃん!私応援してるからね!」
そこから少しお妙は新八に女性ごどうすると嬉しいか等の手ほどきをしていると少女は帰ってきた。
「遅くなってすいません。少し混んでいて…」
「気にしないで。というか私のこれから仕事に戻らなくちゃいけなくなったの。だから最後に2人で観覧車に乗っておいで。」
「あ、そうなんですか?今日はありがとうございます。お仕事頑張ってきてください。」
「ありがとうちゃん。じゃあ新ちゃんちゃんのことよろしくね。」
お妙は2人から離れていった。
フフッ明日の産地が楽しみね。上手くいくといいけど。でもま、大丈夫でしょ。