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銀魂 トリップ

第1章 ここは夢?それとも異世界?


あ、車…どっからどう見ても私のいたところとの差が見当たらない。そりゃ、車種とかは違ったりするんだろうけど。別にそこまで私、詳しくはないし…




「ほら、ノリなせぃ。」

「あ、はい。」




え、なんだこれ、別に私そこまで危険人物ではないんだけど…土方とか沖田って、かなり有名だし、たしか、かなり真選組で位が高い人だよね?なんで私トップクラスの人たちに挟まれてるの?私、どう考えても、逃げようとしてないじゃん。なんでなの?意味わかんない…



「あ、あのー…」

「あぁ?なんだ?」




あ、やべ、この人、すごく顔怖いや…ちょっと睨まれただけで、死にそうになる。視線だけで人殺せるよ、この人………そういえば、土方さんって、何歳くらいなんどろう?…三十代くらいなのかな?眉間のシワ、深いし…こんなに深くして、よっぽど怒り症な人なんだろうなぁ…




「…なんか、俺の顔についてるか?」

「あ、ごめんなさい。つい…」

「どうしたんですかぃ?また、土方のやろーになんか言われたんですかぃ?」

「え、いや、そうじゃないんです!なんでも無いです!」

「そんな、慌てて否定されても、認めてるようなもんですぜぃ。」

「総悟、しつけーぞ。」

「へーい。」




あっぶない、こんな馬鹿みたいなこと言うことにならなくてよかった…まさか、土方さんの眉間のシワが深いことに感動してましたなんて、言える訳ないもんね…じっと見る癖直さないと…はあ、とりあえず、おそらくだけど食住は確保できたかな?いや、多分服も、提供してもらえるよね?ってことは衣食住は確保できたのか…だとすると、あとはどうやって帰るかなんだよね…ここが夢っていう確率はほぼゼロだし、だとしたら…何が原因でこんな事態になったのかわからないと解決は多分できないよね…とりあえず、出来るだけ早く情報を集めないと。この人達が協力してくれたらいいんだけど、信用されてないからなぁ…おそらく、協力してくれないんだろうなぁ。だとしたら、さっきの万事屋さんのところに今度、時間が空いた時に頼むしかないよね。あ、でもお金…少しなら持ってるけど、ここの世界と同じかなんてわからないし、真選組で身を寄せられる事にはなったけど、牢屋じゃ、ねぇ。あ、ていうか、牢屋じゃ情報集められない…





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