今日は何処で、どんな風に…【文豪ストレイドッグス】【R18】
第4章 ホテルで、嫉妬深く…
思い沈黙が続く。
中也はうつ伏せになったままこっちを向いてくれなくて。
ちょっと泣きそうになった。
すると唐突に起きて、私の手を掴んで思いっきりベッドに引き込んだ。
「さっきの言葉、ホントなんだろうな?」
耳元で甘ったるく囁かれる。
嘘なんかついてないし、もちろん中也には嘘なんて通じない。わかってるくせに、中也はつくづく狡い人だ。
「当たり前…だよ」
その言葉を皮切りに、中也の何かのスイッチが入った気がした。明らかに目の色が変わって、私の手首を自分のタイで拘束し始める。
「ちょ、え、ちゅや、え…!?」
「拘束してる方が興奮するだろ?」
「ま、まってよちょっと…ん!!」
有無を言わさず、彼の美しい手が、私の胸元の素肌に触れる。たったそれだけの事なのに、今はひどく反応してしまう。
そして熱っぽい目で私を見つめながら、やわやわと胸を揉み始めた。
「ん、んぅ、ちゅ、や…やめ、」
「嫌なのか?こんなに…感じてるのに?」
主張し始めた胸の頂を、つんと指で弾かれる。
思わず上擦った声をあげて、それが更に中也の加虐心を煽ったのだろう。
彼は摘んだり舐めたり噛んだり、執拗に胸の愛撫をしてきた。
「きもちぃか?な、手前のここ、ぐしょぐしょだぞ…?」
「い、言わないで、よ…はずか、しい」
胸を弄られてすっかり蜜でどろどろになった秘部に柔らかく触れられて、半ば泣きそうになりながら中也を見つめる。
下着越しでもわかるくらい、濡れてるってことだ。
もう恥ずかしくて恥ずかしくて仕方ない。
でも触ってほしい。もっと、もっと、中也がほしい。