今日は何処で、どんな風に…【文豪ストレイドッグス】【R18】
第3章 ソファの上で、甘く…【太宰治】
「ん…もぉ、だ、め…いっちゃ、う///」
「指だけで…?ふふ、いいよ、イっても」
頭がくらくらする。彼の指は私の腟内を擦るように撫でて、胸を覆っていた下着をずらして胸の突起に吸い付いて、気持ちいい処を的確に攻めてきた。
下腹部がくすぐったさと快感に溺れながら震える。そのまま一度達してしまい、彼に思い切りもたれ掛かる。
「イっちゃった…ねぇ?」
「ん、んぁ…///」
達したばかりで、全身の神経が敏感になっている感覚だ。耳元で囁かれると、再び身体に震えが走る。くすぐったくて、泣きそうなくらい気持ちいい。
すると、秘部に突然彼のモノが下着越しに擦り付けられる。思わず高く声を上げてしまい、また恥ずかしさが込み上げてくる。
「お、さむ、さん…やだぁ、あたって、る…///」
「…当ててるの。もう我慢出来ないんだけど、挿れていい?」
確かに余裕の無さそうな顔だった。いいです、と出せる限りの声で彼の耳元で囁くと、彼は間もなく下着をずらして、膨れ上がったモノは露わになった。
「腰、ゆっくり、落として?」
「ん…っ」
言われた通りに、腰を落とす。熱く、大きい治さんのが中にぐっと入り込んで、私はそれに反応してぎゅっと中を締め付ける。
いつもと違うこの体勢だと、奥深くまで入り込む。彼は緩く腰を動かし始め、そして突き上げる。
厭らしく水音が響く。
頭がくらくらしてきて、もう何も考えられない。知らないうちに、自分の腰も彼の動きに合わせて動いていた。
無意識に快楽を求めて、彼に擦り寄っていた。
「可愛い、ねぇ…そんな、に私が、好きかい…っ?」
「す、きに、決まって、るじゃ、ないですか」
お互いに息が切れて、肩で息をしている。
抱き合いながら、鼓動を感じながら、ほとんど同じタイミングで私達は果てた。