今日は何処で、どんな風に…【文豪ストレイドッグス】【R18】
第3章 ソファの上で、甘く…【太宰治】
「淫乱だなぁ…気持ちいいかい?」
「い、いんら、んなんかじゃ」
そういいつつも、愛液は留まることを知らない。
厭らしく卑猥な水音が嫌に響いて、恥ずかしさが込み上げてくる。
彼の指は秘部に触れては太股に流れ、滑るように撫でる。しかし、中に入ることはなく、焦れったく周りを愛撫するだけだ。
早く、中に、触って欲しいのに。
めちゃくちゃに犯して欲しいのに、彼はこの状況を楽しむように微笑むばかりだ。
「もう耐えられないって顔してるねぇ」
図星だった。なんだか胸が苦しくなって、しんどい。
私は彼の指を自ら掴んで、中に入れるように促す。しかし彼は、まだ駄目だと拒む。
「おねだりしなきゃ、ね?」
「お、ねだり…?」
彼は耳元でさぁ、早く、と優しく囁く。
その言葉を言うには少し時間を要したが、もう早く触って欲しかったので、口を開かざるを得なかった。
「お、さむさん、の、指、私の、中にいれてください…///」
「ふむ、指だけで…いいのかな?」
「…っ、おさむ、さんの、おっきいのも…ほしい、です」
もうほとんど勢いだった。心臓がどくどく鳴り響いて、うるさい程に、鼓動を打つ。
赤くなった頬に優しくキスを落とした治さんは、よく出来ましたと言って私の秘部に指をそわす。
もう濡れに濡れていたので、痛むことなど全く無く、容易に二本も入ってしまった。
彼の人差し指と中指がつぷりと音を立てて、私の中に入る。待ちわびていたその感覚に、身体を震わせた。
「そんなに欲しかったの…?ごめんね、焦らしすぎたかな」