第3章 ソファの上で、甘く…【太宰治】

「おさ、むさ…ん、やだ…ぁ」


先程から柔らかく胸を舐め回す彼の舌が、もはや別の生き物にすら思えてきて、軽くおかしくなりそうだった。

やだ、やめて、と泣きそうな声で言う度に、彼はにやりと笑って舐めるのを激しくした。


「やだじゃないでしょ…？ほらもうここ、濡れてるのに…」


スカートに手を滑り込ませて、秘部に厭らしく触れる彼の指。焦れったくて、もう早く直接触れて欲しかった。



「蛍、下着脱がせてあげるからソファの上に立って？」



突然彼がそんなことを言うので、理解が追いつかなかった。ソファの上なんかに立ったら、秘部がちょうど彼の顔辺りに来ることになる。


「下、降りちゃだめですか…ぁ？」


「駄目…♪」




呂律が回らなくなってきた舌を何とか動かして喋るけど、彼は私の願いなんて聞き入れてくれそうになかった。仕方なくソファの上に立って、彼の肩に掴まる。


「脱がすよ？」


聴きつつももう既に下着に手をかけていた彼の手は、私がこくんと頷いた瞬間に下へと降りた。

露わになった秘部に軽く口付けされて、恥ずかしいのと気持ちいいのとでまた声を漏らしてしまう。


「蛍可愛い…感じてるの？」

「い、言わないでくだ、さい…///」





彼は私の秘部を弄りながら腰をぐっと抑え込んで、ソファの上に膝立ちにさせた。彼の太股に跨る体勢になるから、どう頑張ったって脚は開いたままの状態になる。

無防備に露出する秘部からとくとくと溢れ出す蜜は、彼の指を濡らす。