第3章 「でたァーッ!まっかなキング」
『!!』
はトリンの後ろに隠れた
「何だこれ…」
そこに現れたのは見知らぬ青年
トリン「来てしまったのかダイゴ」
『え…知り合い…!?』
トリン「ここはスピリットベース。キョウリュウジャーの基地だ。この黄金の地には、キョウリュウスピリットが集まるのだ」
その時、ダイゴのつけているネックレスが少し光った気がした
『(今…)』
ダイゴ「また光ったぞ…」
トリン「誰かの形見か…?」
ダイゴ「よせやい!親父の置き土産だ。俺は子供の頃から親父と一緒に世界中を旅してきたんだ。親父はこれを俺に託して消えた」
トリン「君と恐竜とは運命で結ばれているようだ」
ダイゴ「へへっ」
トリン「なぜガブティラは君を認めてくれないのか…」
ダイゴ「うーん…」
『トリン…』
トリン「あぁ、すまない。彼は桐生ダイゴ。ガブティラに勝利したんだが…ガブティラはダイゴを認めてくれないんだ」
『ガブティラ…』
ダイゴ「おい、そいつ誰だ?」
トリン「彼女はだ」
『よ…よろしくお願いします…』
ダイゴ「おう!」
『!!』
またネックレスが光った
トリン「!!いかん!ガブティラが戦いに向かってしまった!」
ダイゴ「何!?」
トリン「ガブティラは、仲間の仇の復活で怒りに我を忘れたのだ。獣電池がなくてはパワーが出せないのに…」
ダイゴ「そうか…。それでアイツ…」
ダイゴは走り出し、さっきワープしてきた場所に立った
ダイゴ「電池が溜まるまでの間…一暴れしてくるぜ!」
トリン「ブレイブすぎるな、君は!」
トリンはダイゴに赤いジャケットを渡した
ダイゴは頷き、敵の元に向かった
『あの…!私も…!』
トリン「君は見学だ」
『え…?』
しばらくすると獣電池は溜まった
トリンはに獣電池を渡した
トリン「行くぞ」
『え…わっ!』
トリンはを抱え、ダイゴの元に向かった