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獣電戦隊キョウリュウジャー

第3章 「でたァーッ!まっかなキング」




―――1ヵ月後―――


しばらく音信不通となっていたトリンが現れた

『トリン…』

トリン「今日は何か予定があるか?」

『…いえ、特には』

トリン「そうか。ならば着いてきてくれ」

『はぁ…』

トリンは家の中に入り、ある空間を作り出した

『あの…これは…』

ものすごく怪しいんですけど…

トリン「ここを通るんだ」

『…………』

ここを…?

『あの…何なんですか…?これ…』

トリン「安心しろ。害は無い」

『はぁ…』

トリンはを抱え、空間を通った

あ、ちゃんとアーちゃんもいます

は空間に入った瞬間、反射的に目を瞑った

トリン「、着いたぞ」

『え…?』

そこは家とはかけ離れた内装

トリンはを下ろした

『ここは…?』

トリン「ここはキョウリュウジャーの基地、スピリットベースだ」

『スピリットベース…』

確かに…言われてみれば基地っぽい…

『こんなところがあったなんて…』

トリンはに紙を渡した

『地図…?』

トリン「ここにこれる場所が書いてある」

『わかった』

アーちゃんが足に擦り寄っている

『どうしたのー…?』

甘えん坊だなぁ…

トリン「そういえば…ガブリボルバーは持っているか?」

『もちろん。いつ襲ってくるかわからないもの。あと…トリンが消えてしばらくたったら…何か変わったんだけど…』

ただの白い銃だったのに…

トリン「完全にアーケオプテリクスが君を認めたというこだ」

『そうなんだ…ありがとう、アーちゃん』

基地を見回してみる

『これは…?』

トリン「それは獣電池をチャージするところだ」

『獣電池…』

そのあとトリンはいろいろな説明を始めた

獣電池のこと、獣電竜のこと、キョウリュウスピリットのこと…

『とりあえずは理解できたよ。また聞いちゃうかもしれないけど…』

トリン「君は本当にブレイブだな」


ドサッ


「うわっ!」


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