第15章 「ジャキリーン!ハートをまもりぬけ」
―――昼―――
ソウジくんに教科書返そうとしたけど教室にいないから後にすることに
今は焼却炉にあるであろう自分の教科書を取りに行った
『あれ…?』
校門に見慣れた格好の女の人が…
『って、アミィさん!?』
アミィ「ちゃーん!」
アミィはの元に走ってきて抱きついた
『ど、どうしたんですか!?』
アミィ「ちゃんとソウジくんに用があってきたの」
『私とソウジくんに…?』
アミィ「そう!はい、これ」
アミィはに紙を渡した
アミィ「放課後その紙に書いてある場所に集合ね♪」
『はぁ…』
アミィ「ソウジくんはどこ?」
『さぁ…中庭ですかね?』
アミィ「案内して!ちゃん!」
『え゙』
アミィ「?」
『あ、いえ…こっちです…』
焼却炉行かないと燃やされちゃうんだけどな…
『あ、あそこの木のある辺りが…』
あれ?
ソウジくんと女の子が絡まれてる…
『ねぇアミィさん、あの人たち…』
振り向いたがアミィはいない
『え??』
アミィ「はぁっ!!」
アミィはソウジの元に行き、絡んでいたガラの悪い奴らを蹴りあげた
『アミィさん…』
かっこいいんだけど…ここ学校だよ…
『じゃ、じゃあアミィさん、私、用事あるから…』
アミィ「わかった!ありがとう!」
『うん!』
は急いで焼却炉に向かった
『やっぱり…ここにあった…』
は教科書を握り締めた
3年…
3年我慢すればいい…
『はぁ…』
「ちゃん??」
『え…?』
振り向くとそこには変装したいたイアンと空蝉丸が
『な、何で…ここに…』
イアン「その教科書…」
見られた…?
『………っ』
空蝉丸「殿…?」
見られた…
1番…見られたくない人たちに…
『つ、次、移動教室だから…それに…この教科書も捨てたかったし…』
は1冊の教科書を焼却炉に置いた
『2人だってここで何してるの?そんな変装までしちゃって…変なの!じゃあまたね!』
はなるべく笑顔で2人の前から消えた
『(絶対怪しまれた~!!!あんなの変だよ~…。私のバカぁ…!)』
は急いで教室に向かった