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獣電戦隊キョウリュウジャー

第10章 「ココドコ?めいろをぶっとばせ」




『ごめん…なさい…ごめ…っ』

過去の映像が甦る

確かに2人は私のせいで死んだ

の瞳から涙が零れ落ちる

《…謝らなくていいんだ…。お前もこっちへ来い…》

『こっち…?』

《一緒に行こう…》

2人は手を差し伸べる

《これでもう…寂しくない…》

はゆっくりと2人の方に進んでいく

《!!》

『…?』

《ちゃん!!》

頭の中に声が響く

『みんな…?』

《…何してるの…?》

『お母さん…お父さん…私ね…仲間ができたの…』

《何を言ってるんだ。早くこっちへ…》

『みんな優しくて…強くて…羨ましい人たち…』

《あなたは弱い…。何事からも逃げてばかりで…立ち向かおうとしない…》

『うん…。そうだね…。でも…みんなと会って…変わりたいって思ったの…。逃げちゃダメだって…!!』

《…………》

『だから逃げない…。逃げたくない…。もう…こんな自分…嫌だから…』

《くだらない…。あなたは変わることなんかできない。無駄なことを…》

『お母さん…お父さん…ごめんね…。私のせいで…辛い思いさせて…っ…ごめんね…っ』

《…!!!》

2人が消えていく

周りの風景も遊園地に戻っていく

『あれ…消えちゃった…』

ダイゴ《!!》

変身したみんながの元に駆けつける

『みんな…』

は安心したのか、ゆっくりと地面に倒れていく

アミィ《ちゃん!!》

倒れた体をダイゴが支える

ソウジ《!!》

『みんな…よかった…バリア解けたんだ…』

イアン《泣いてたのか…?》

イアンは頬に残った雫を拭き取った

『大丈夫です…。それより…あっちにデーボモンスターが…』

アミィ《ちゃんはここで休んでて?ちゃん泣かせるなんて許せない!!》

イアン《女の子には笑顔が一番だからね♪》

ソウジ《イアンが言うと変な意味に聞こえる》

イアン《え?》

ダイゴ《とにかく行こう》

アミィ《うん!!》

ダイゴはをベンチに座らせ、デーボモンスターの元に向かった

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