第7章 「ドゴォーン!ムシバのアンキドン」
「ヘルプ!お願いデース!」
後ろを振り向くとトリンともう1人
「皆サーン!」
アミィ《トリンと…》
ノブハル《誰??》
トリン「彼はラミレス。君たちキョウリュウジャーの先輩だ」
ノブハル《先輩!?》
ラミレス「オォ!久シブリデース!」
ラミレスはの手を握った
『え…?』
ラミレス「今モ変ワラズ美シイデース!」
『え…あの…』
トリン「ラミレス。彼女は君の知っている女神ではない。彼女はだ」
ラミレス「オォ、ソレハスイマセン!トテモヨク似テイルノデ!」
『はぁ…』
トリン「ラミレス、本題を」
ラミレス「ワカッテマス!アノ獣電竜ハ、マイパートナー、アンキドンデス!」
ダイゴ《アンキドン!?》
ラミレス「皆サンニ仲間入リスル為、コノ黄金ノ地ニ来タノデスガ、突然コントロール出来ナクナッテシマッタノデス!」
アンキドンは尻尾を振り回す
ソウジ《!》
ソウジはを掴んで引き寄せる
アンキドンの尻尾はキョウリュウジャーに当たるところだった
そしてそのまま地中にいなくなってしまった
ソウジ《大丈夫か?》
『ありがとう…』
ラミレス「アンキドン!アンキドーン!」
―――スピリットベース―――
トリン「そう。ガブティラたち5体と同様、かつて英雄と謳われた獣電竜があと5体いるのだ。合わせて十大獣電竜という」
ダイゴ「十大獣電竜…」
ノブハル「いーやー…重大な秘密を聞いちゃったねぇ~…。十大だけに」
「「「…………」」」
トリン「アンキドンはその1体。7番目の獣電竜だ。彼らはそれぞれ眠りについていたり、行方が知れなかったり様々」
イアン「それで6番から10番までの獣電池がなかったのか」
トリン「だがこれでわかった。アンキドンはあの虫歯のモンスターの影響で、ラミレスのコントロールを受け付けなくなってしまったんだ」
ダイゴ「つまり虫歯野郎を倒せば…町の人たち共々、元に戻るんだな!」
ソウジ「…本当ならもう倒してたと思うけどね。イアンがつまらないおふざけをしてなければ」
イアン「…まぁそう怒んな!あれは、グリーンボーイにしかできない役だったんだ」
イアンは笑ってソウジの頭を撫でるが、ソウジはその手を振り払う
ソウジ「新米には弾避けがお似合いってことか…?」