第44章 「ワンダホー！せいぎのクリスマス」

空蝉丸「またも根拠のない数字を…！」

ヤナサンタ《345倍メリークリスマッシュ！！》

空蝉丸「はぁっ！」

ヤナサンタの攻撃を空蝉丸が真っ二つに斬った

しかしパワーアップしたヤナサンタに苦戦

ダイゴ「うっ…！」

『きゃあっ！』

空蝉丸「ぐあっ！」

みんなを払い除け、ダンテツに一直線に向かっていく

ダイゴ「こいつ…！狙いは親父か！」

ダンテツは攻撃を受け止め、空蝉丸がザンダーサンダーで弾き飛ばした

空蝉丸「この場は拙者が。キング殿と殿を連れてお離れくだされ！」

ダンテツ「ダイゴ！！」

ダンテツは2人を立たせてその場を離れた

『待って！空蝉丸さんが…！』

ダイゴ「」

『え…？』

ダイゴ「今はウッチーを信じよう」

『…！…うん』


《うおりゃあ！！！》


「「『！！』」」


ﾄﾞｫﾝ！！！


空から雷が3人に向かって落ちてきた

「「うわっ！！」」

『きゃあっ！！』

3人は地面に倒れた

現れたのはドゴルド

ドゴルド《もらったあ！！！》

ダイゴ「親父！」

『ダンテツさん！』

ダンテツにドゴルドの面が飛んでいき、顔に張り付いた

ドゴルド《うわっ！》

しかし面はすぐに外れドゴルドへ戻っていった　

ダイゴ「大丈夫か」

ドゴルド《乗っ取れねぇ…！何だ今の衝撃は…！》

トリン「地球の怒りだ！ドゴルド！」


ﾄﾞｫﾝﾄﾞｫﾝﾄﾞｫﾝ！！


ドゴルド《うわぁぁぁぁぁ！！！》

ギガガブリボルバーの攻撃にドゴルドは吹き飛ばされた

トリン「大丈夫か、」

『ありがとう、トリン』

ダイゴ「ありがとな、トリン」

トリン「うむ」

ダンテツ「トリン！」

トリン「間に合ったようだな、キング」

『え……？』

ダイゴ「キング…！？」

トリン「そう、彼こそは地球に選ばれた王、キングだ。桐生ダンテツはある日、大地の光に打たれ地球のメロディを聞き取れる人間となった」

ダンテツ「地球を駆け巡り、メロディを聞き取ること…それが俺の龍の道だった。だから俺はデーボスの動向、秘石の存在など、あらゆることを聞き取り、それをトリンやドクターウルシェードに伝えることができた」