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獣電戦隊キョウリュウジャー

第44章 「ワンダホー!せいぎのクリスマス」




は洞窟にいた

ダイゴたちの元へ向かおうとした時、ダイゴの父ダンテツが現れ、この場所につれて来られた

『大丈夫かなぁ…キング…空蝉丸さん……』

しばらくするとダンテツたちが洞窟に戻ってきた

『あ…!』

勢い良く立ち上がったが足の力が抜けてすぐに倒れてしまった

ダイゴ「!」

空蝉丸「殿!」

『あはは…ごめん』

フラフラなダイゴを座らせ、傷の手当をした

『ごめんね……もうちょっと体力があれば……ちゃんと治せたのに…』

ダイゴ「何言ってんだ!オレが立っていられたのはのおかげだ。ありがとな……ってぇ」

『あ、ごめん!痛いよね…』

空蝉丸「キング殿…大丈夫でござるか…?」

ダイゴ「あぁ」

ダンテツ「この場で休むんだ」

ダンテツ「…休んでなんかいられねぇよ。クリスマスは今日までなんだ……早く偽サンタのモンスターをぶっ飛ばさねぇと…子どもたちの夢を守れねぇ」

ダイゴはふらつく足で立ち上がった

ダイゴ「俺さ…大好きなんだ……クリスマス」

ダンテツ「…………」

ダイゴ「親父と別れて…1人で世界を旅して来たから…あちこちの家族が楽しそうにしてんのが…ホントに眩しかった…」

ダンテツ「そうか……そういえば俺は…普通の父親らしいことを…何1つしてやれなかったからな」

ダイゴ「いいって!代わりに凄い経験がいっぱいできた!それに…」

ダイゴはを見て微笑んだ

『…?』

ダイゴ「だからこそ、家族のクリスマスの素晴らしさも…わかったんだ」

ダンテツ「ダイゴ」

ダイゴ「俺は別に何もいらない。ただ…みんなの幸せを奪い取ろうとしてる奴らが許せねぇ、それだけだ」


ドォン!!!


「「『!!』」」

空蝉丸「キング殿!殿!」

洞窟の中に誰かが攻撃してきた

4人は洞窟を出て外へ出た

《ほっほ〜!デーボヤナサンタ3男!》

空蝉丸「先程のモンスターの兄弟か…!」

《私が、4男です》

ダイゴ「向こうから出向いて来やがった…」

《オレは5男!兄ちゃんの仇、討っちゃおうぜ〜!》

ヤナサンタさん《合体だ!》

3体のヤナサンタは合体

ヤナサンタ《これで345倍の強さだ…!》


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