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獣電戦隊キョウリュウジャー

第43章 「ヤナサンタ!デーボスせかいけっせん」




巨大デーボモンスターに苦戦しながらも、弥生の協力と合わせ技により撃破した


―――スピリットベース―――


弥生「これは本物のデーボスではありません」

「「「えっ?」」」

弥生「超増殖細胞を使った、一種のクローンだと思います。デーボスには今まで滅ぼしてきた星の様々な生命体の情報が蓄えられています。例えばこの部分は昆虫生命体、ここは恐竜、滅ぼしたばかりの生命体の特色が全面に出ています」

イアン「ヤツの体の奥底に…細胞増殖欲の強い生物の情報があって、その力で分身を作ったってわけだ」

アミィ「でもアイツ…前戦った本物より強かったよ」

ノブハル「クローンの割には…くろーんしたよねぇ…」

トリン「だが…滅ぼす生命体の感情を吸わなければ…デーボスの真の力は出ないはずだ…」


ダイゴ、ソウジ、空蝉丸、は逃げていた1人の女の子に話を聞いた

女の子の家には可愛らしい箱が

「さっき、プレゼントが届いたの。あたし…サンタさんにお願いした人形が届いたと思って…開けてみたら…」

女の子はお願いした人形とは違うことに怒りをぶつけた

怒りをぶつけられた人形は女の子の怒りの感情を吸って外へ飛び出て行ったらしい

ダイゴ「プレゼントが集まってあの怪物になったのか」

「うん」

ソウジ「突然現れたから…トリンもも感知できなかったのか…」

空蝉丸「夢を壊された子どもたちの怒りを利用するとは…」

『ひどい…』


4人はスピリットベースへ戻り、デーボス軍が現れるのを待った


トリン「!また現れたぞ!デーボスだ!」

『うん!』

ダイゴ「きたきた!よーし、またぶっ飛ばしてやるぜ〜!」

『ま、待って…!何かおかしい…!』

ネックレスの輝きがいつもより激しく光り輝いていた

トリン「ぐっ…あっ…」

トリンがいきなり苦しみだした

トリン「何と言うことだ…!他にも4体…世界4ヶ所に同時に…!!」

『クローンデーボスたちの総攻撃…!』

ダイゴ「だったらこっちも全ての獣電竜で迎え撃ってやろうぜ!」


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