第43章 「ヤナサンタ!デーボスせかいけっせん」
12月24日
クリスマス・イブ
街はクリスマス一色になっていた
ダイゴ、空蝉丸、はノブハルのお手伝いをしていた
ノブハル「おぉ〜!いいね〜!おかげで早く終わりそうだよ!」
空蝉丸「クリ、スマス!おぉ〜!クリ、スマス!拙者、人生初のクリ、スマスでござるよ!」
ノブハル「そっか〜!ウッチーが戦国時代から蘇って初めての年末年始だもんね!クリスマスにはきっと、ビックリスマスよ、あれ?」
ダイゴ「いいよなぁ〜クリスマスは!楽しみにしてる子供たちを見ると、こっちまでワクワクしてくるぜ〜!」
空蝉丸「当然、我らも今宵パーテーをするのでござろう!?」
ダイゴ「あぁ!」
空蝉丸「楽しみでござるな!殿!」
『そうですね!待ちきれないです!』
はツリーを眺めた
『(みんなでクリスマスパーティーなんて…久しぶりだなぁ…)』
ダイゴとは修行をしているトリンとソウジの元へ向かった
ダイゴ「おぉ〜…」
『早い…』
棒はトリンの肩の上ギリギリで止まった
トリン「見事だ!」
ダイゴとは思わず拍手した
トリン「この場所は…地球のメロディが聞こえやすい場所の1つだ。戦士の気も高まり、修行に適している」
ソウジ「人間だけじゃなくて地球にもメロディがあるの?」
トリン「地球は全ての命の源。1つの生命体に等しいからな」
ダイゴは耳をすませた
ダイゴ「ホントだ…何か聞こえてくる気がする……ん?」
ソウジ「ん?」
トリン「?」
ダイゴ「何だあの光…」
『私もずっと気になってた…』
トリン「見えるのか!それは大地の光だ」
ソウジ「えっ…大地の光…?」
そこに巨大化したデーボモンスターが現れた
トリン「なっ…」
ソウジ「デーボス!」
ダイゴ「いきなり敵の親玉か来やがった!」
子どもたちが走って逃げている
ソウジ「子どもたちが…!」
ダイゴ「トリン!!あの子たちを頼む!」
トリン「わかった!」
『うん!』