第40章 「らぶタッチ!うつくしすぎるゾーリま」
真也はある一冊の漫画を手渡した
真也「これなんですけども…」
アミィ「ワォ!らぶタッチ!私大ファンなんです!」
真也「はい…あの…大学の後輩からそう聞きまして、アミィさんに折り入ってお願いがあるんです。実は……」
アミィ「?」
真也「…………」
ダイゴ・鉄砕「『??』」
真也「この作者、僕なんです!」
アミィ「え?」
ダイゴ・鉄砕・アミィ「『ええ〜〜!!!!』」
―――TIGER BOY―――
いつものレストランにみんなが集まり、アミィは真也からサインを貰っていた
アミィ「わぁ…!」
『これが原画…初めて見ました…』
真也「はい」
真也はアミィとに色紙を渡した
そこにはらぶタッチの主人公とサインが描いてあった
アミィ「ワォ…!ホントに真也さんが青柳先生なんだ…!」
『私にまで…ありがとうございます…!』
真也「いえ…。僕、元々ラグビー部出身で、その経験を生かして読み切りを描いたら急に連載になっちゃって…。読者のイメージを崩さないために、ずっと素性を隠してきたんですけど、熱心なファンレターをくれる人がいて…」
アミィ「すごい…」
真也「病気で…どうしても会いたいって言うんです」
イアン「それでアミィちゃんに、青柳ゆうの代役を頼みたいってわけか」
真也「はい…」
アミィ「………」
―――スピリットベース―――
アミィ「とにかく、あたしやってみることにした。青柳ゆうの代役!色紙は真也さんに描いてもらったし、作品の知識ならあるから!」
風がトリンを通り過ぎた
トリン「!」
『ネックレスが…』
イアン「オーマイ、こんな時に限ってデーボス軍か…!」
トリン「あぁ。街のど真ん中だ!」
アミィ「どうしよう…もうすぐ約束の時間なの…!」
ダイゴ「アミィ、俺達に任してくれ!ファンの夢を守ってやれよ」
アミィは頷いた
みんなはデーボス軍の元へ急いだ