第38章 「ギガガブリンチョ！きせきのシルバー」

弥生「私を助けてくれたのはさんです!プレズオンを助けてくれたのも…! さんがいるから…みんな安心して戦えるんです…!!」

『弥生さん…』


ダイゴ「大丈夫かトリン…!」

『!!』

スピリットベースにダイゴ、ソウジ、トリンが戻ってきた

『トリン…!?』

トリンが2人に支えられていた

2人はトリンを座らせた

ダイゴ「このままじゃキリがねぇ。根本の大地の闇を封じちまわねぇと…」

ソウジ「何か方法はないのか…!!」

弥生「方法ならあります」

トリン「…!!」

弥生「伝説のギガント砲です」

『ギガント砲…』

トリン「あの時聞いていたのか…弥生…!だがそれは不可能だ！！」

ダイゴ「どういうことなんだ…弥生」

弥生「ブラギガスに相棒の閃光の勇者がいれば…ギガント砲が撃てるらしいんです。でも…ブラギガスのパートナーは…」

トリン「あぁ…私だ！！デーボスの生まれのこの魔剣神官トリンだ！！…それが閃光の勇者になるなどあり得ない…！！私の無力のせいで…ブラギガスは…一度死んだのだ…」

はトリンの前に行き、手を握った

トリン「…？」

『私…トリンが無力だって思わない…。みんなを集めて…私を見つけてくれたのはトリンだよ…？トリンには正義の心がちゃんとある…。閃光の勇者だなんて…トリンにぴったりじゃない』

トリン「…！」

ダイゴ「トリン、俺はあんたが正しい男だって知ってる」

3人は頷いた

ダイゴ「初めて島で会った時から、なぜか外見に惑わされることなくそれを信じられたぜ」

ソウジ「俺もそう思った。きっと…歴代のキョウリュウジャー全員がそうさ！」

弥生「うん」

ダイゴ「だからこそあんたはブラギガスの相棒になった。なら閃光の勇者は…トリンしかいねぇ」

トリン「……」

ダイゴ「ブレイブは元々あんたの口癖だ。元祖のあんたに不可能なんかねぇ。先に行って待ってるぜ！」

ダイゴとソウジはみんなの元へ向かった

トリン「……無理なものは無理だ…私は弱い……」

『トリン……』