• テキストサイズ

獣電戦隊キョウリュウジャー

第35章 「マキシマム!レディはおれがまもる」




―――空港―――


イアン「…ふぅ…」

ソワソワして落ち着きのないイアン

ソウジ「落ち着きな、イアン。そんなに来られたら困る人なのかい?エリカさんて」

イアン「しーっ。言うなボーイ。アイツが睨んでる」

イアンの視線の先にはイアンから視線を逸らさず、いつでも剣を抜ける状態の空蝉丸が

ノブハル「イアンが真人間になるまで見張り続けてるってさ」

イアン「ふぅ…どうつもこいつも勘弁してくれよ…遅ぇなぁ…」


「イアン!!」


声のする方にはエスカレーターで下りてくるエリカの姿が

ノブハル「うわぁ~…!!すごい美人だなぁ~…!!」

イアン「ヤベェ…」

エリカ「お久しぶり」

イアン「あぁ…」

空蝉丸はその様子を睨みつけるように見ていた

それを見かねたダイゴ、アミィ、は空蝉丸の元へ

アミィは空蝉丸の肩をポンポンと叩いた

空蝉丸「おっ…キング殿…何用でござる」

ダイゴは空蝉丸に何かを見せた

空蝉丸「これは…マキシマム獣電池…?」

ダイゴ「ウッチー、今後はお前が持っててくれ」

アミィ「6人目から先の、仲間の心を合わせる獣電池だもんね」

空蝉丸「御意…。しかし…イアン殿が改心しない限り、拙者と心が1つになることなど有り得ませぬ…!」

ダイゴ「お前イアンのこと誤解してるよ。アイツはさぁ、あぁ見えて意外と誠実なやつなんだぜ?」

ノブハル「イアーン!!!」

ソウジ「おい!!」

2人の声のする方を見るとエリカの手を握り逃走するイアンの姿が

アミィ「イアンが逃げた!!」

空蝉丸「それ見たことか!!」

空蝉丸はイアンのことを追いかけて行った

『空蝉丸さん待って…!!』

は空蝉丸の後を追った

/ 363ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp