第35章 「マキシマム!レディはおれがまもる」
いろいろ見て回っていると外に空蝉丸とイアン、そしてエリカを見つけた
『いた…!!』
《はぁ…見つけてしまいました…》
『!!』
振り向くとそこにはデーボモンスターが
『デーボモンスター…!!』
は急いでイアンたちの元へ
『イアンさん空蝉丸さん危な…!!』
ドォォォォォォォォォン!!!!!!!
爆発の爆風に吹き飛ばされ、イアンたちの元にまで飛ばされた
イアン「ちゃん!?」
ドォォォォン!!!!!!!
イアンたちも爆風で飛ばされた
《ひはははは!!!》
イアン「デーボモンスター…!!」
《その女はオレが頂く!オータムゾーン発生!!》
別空間が現れ、触手がエリカとに巻きついた
空蝉丸「殿!!エリカ殿!!」
触手は別空間に引き込まれて行く
イアン「ウッチー!!ちゃん!!エリカ!!」
イアンはエリカの手を掴み、引き戻そうとしたが、デーボモンスターの攻撃により引き戻すことはできずに空間が閉じてしまった
―――――
『ん…』
目を覚ますと見知らぬ場所
『(そうだ…敵の空間に引き込まれて…)』
ぼーっとした頭でさっきの出来事を整理する
『空蝉丸さんやエリカさんは…?』
確か一緒に引き込まれて…
『空蝉丸さーん!!エリカさーん!!』
声が響くが、望む声が返ってこない
まさか…
『1人…?』
の鼓動が早くなる
『一緒に引き込まれたから…大丈夫…探せば…いるはず…』
そうだ、もう私は1人じゃないんだから…
《いいや、お前は1人だ…》
『!!』
頭の中で声がする
『誰…!?』
《お前は1人だ…この先もずっと…》
『違う…1人じゃない…!!私には仲間がいる…!!』
《仲間などいらないものだ…そんなのは幻だ…!!》
『まぼ…ろし…』
違う…
わかってる…
もう私は1人じゃない…
なのになぜ…こんなに言葉が突き刺さるの…?
の持つ本物の秘石から黒いオーラが現れた
ダイゴ《コヨミ!!!》
『!!』