• テキストサイズ

獣電戦隊キョウリュウジャー

第31章 「だいげきとつ!おどれカーニバル」




トバスピノを蘇らせた超古代の祈りの歌

あの時トリンは僕たちに教えてくれた

イアン《やはり存在したのか。有史以前の超古代人類は》

トリン《私がキョウリュウジャーを思い付いたのはその時だ。獣電竜を導く良き音楽。それに魂を乗せて戦える人間がいれば良いのだと》

アミィ《だから最初に変身したときも勝手に体が踊ったんだ!》

トリン《そう。君たち人間の遺伝子には、様々な超古代の音楽が潜んでいて、それが活力の源になっているのだ》


そうだ

音楽はキョウリュウジャーの力の源

だから俺たちは戦う時、我が身を踊らせる

自分の中に眠ってる本当の力を呼び起こすために


約束のその日のために~♪

歌おう明日のメロディ~♪


メロディが終わるとダンテツが今まで渡していたのであろう秘石が、トリンの元へ飛んできた

秘石は輝き、トリンを包み込んだ

トリンは石化が解け、目を覚ました

トリン「…!!」

ダイゴ「ブレイブな気分か…?トリン…!」

トリン「あぁ…!こんなブレイブな目覚めは初めてだ…!」

トリンはみんなに支えられながら起き上がった

トリン「勇者たちに叩き起こされるとはな…」

ダイゴ「の音色が思い出させてくれた…」

トリン「…?」

はトリンに軽く会釈した

トリン「アルトか…!」

ノブハル「え…!?」

イアン「アルトって…!」

は優しく微笑んだ

そして手に持っていた笛は消え、ネックレスの輝きも光りを弱まらせた


フラッ…


ダイゴ「お…っと…!」

倒れそうなの体を支えた

イアン「まだ眠ってる…」

トリン「力を使い果たしたんだろう。君たちとアルトのメロディの力が…私を支配していた闇を晴らしてくれたのだ…。だから秘石の力が届いた…」

トリンの手にはダイゴのペンダントが

トリン「ありがとう」

ダイゴはトリンからペンダントを受け取った

ダイゴ「闇を晴らすメロディ…。そうか、それだ…!」

ノブハル「何?どうしたのキング」

ダイゴ「わかったんだよ。カーニバルの真の力…!」

「「「…?」」」

ダイゴ「ウッチーが戦ってる…。行こうみんな!!」

トリン「は私に任せろ!!」

みんなは頷いて空蝉丸の元へ向かった


/ 363ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp