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獣電戦隊キョウリュウジャー

第27章 「ナニコレ!デーボスぐんのあくむ」




『……………』

は睨みつけて横を素通りし、ダイゴたちのところに向かった

ダイゴとイアン、空蝉丸は公園のベンチでお互いを見張っていた

『あの…』

イアン「ちゃん…」

『これ…よかったら』

はドリンクを手渡した

ダイゴ「買ってきてくれたのか…!?」

『意味ないかもしれないけど…』

空蝉丸「ありがたいでござる…!!」

3人はドリンクを一気に飲み干した

ダイゴ「サンキュー!!」

『あ、あとこれも…』

イアン「すまねぇなちゃん…」

『いえ…これくらいしかできなくて…』

空蝉丸「殿はいつも頑張ってるでござる!!」

ダイゴ「あぁ!いつも助かってる」

『ありがとうございます…!あ、私…ソウジくんたちにも届けてきますね』

イアン「なら一緒に…」

『いえ…!大丈夫です!』

は歩き出した

ダイゴ「あいつ…足ケガしてんのか…?」

イアン「…………」

空蝉丸「大丈夫でござるか…?」


はアミィとノブハルの元へ赴き、ドリンクとグッズを渡した

残るはソウジのみ


カランッ…カランッ…!


『…?』

音のする方へ行くとソウジが竹刀を持って何かしている

『ソウジくん…?』

ソウジ「…?」

『あの…これ…』

ソウジ「買ってきてくれたのか…?」

『意味ないかもしれないけどね…』

ソウジ「ありがとう。助かるよ」

ソウジはフラフラしながらの元へ

『ソウジくん…!』

はソウジを支えた


ズキッ


『…っ!!』

ソウジ「…?」

『…何でもない!』

ソウジはドリンクを飲み干した

『何してたの?』

ソウジ「あの枕の防御を破るために…意表を突いた斬撃しかない…。できるのは俺だけだから…」

『ソウジくん…』

ソウジ「でもあの命中率じゃ…」

『大丈夫だよ!…私も…手伝う』

ソウジ「え…?」

『何もできないかもしれないけど…私も手伝う!!言ってること…矛盾してるね…ごめん…』

ソウジ「ありがとう。じゃあ…寝ないように側にいてくれる?」

『うん…!』


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