第27章 「ナニコレ!デーボスぐんのあくむ」
ソウジの特訓は朝方まで続いた
ソウジ「ハァ…ハァ…ハァ…っ」
『ソウジくん…』
ソウジがまた竹刀を構えると…
~♪~♪~♪~
ピッ
ソウジ「キング…?どうしたの?」
ダイゴ《ソウジ!!大変だ!!》
ソウジ「え…?」
ダイゴ《ノッさんと連絡つかねぇ!!》
ソウジ「…!!」
ソウジはダイゴからの連絡を切り、歩き出しがフラフラと倒れる
『ソウジくん!!どうしたの!?』
ソウジ「ノッさんと…連絡がつかないって…」
『え…!?寝ちゃったんだ…』
ソウジ「この調子じゃ…絶対技を決められない…!一瞬でもいい…集中力が欲しい…!」
『ソウジくん…!』
ソウジは歩き出したがまたフラフラと倒れそうになる
『ソウジくん!!』
しかし誰かが受け止めた
『あ』
りん「え?」
ソウジ「勝山さん…?しまった…俺はまた寝てしまったのか…!」
りん「え?何寝ぼけたこと言ってるの!?はい、これ飲んで!私が作ったスペシャル目覚ましドリンクよ!」
りんは水筒を渡した
『(勝山さんが来てくれたし…大丈夫かな)』
は2人に気づかれないようにソウジの家を出た
『…っ!!』
捻った足が痛む
どうやら少し腫れている
『(まったく…余計なことするから…)』
やられたものは仕方がない
はみんなの元へ向かった
『みんな!!』
目の前には倒れているみんなとラッキューロたちの姿
ダイゴ「…!」
はガブリボルバーを構えてみんなの前に立った
ドォンドォンドォン!!
ラッキューロ《危ないなぁっ!!いきなり撃たないでよっ!!》
『うるさいっ!』
ドォンドォンドォン!!
アックムーン《爆炎ボンバー!》
ドォン!!
『…っ!』
アミィ「ちゃん…!!」
ズキッ…!
『…!!(踏ん張れない…!!)』
ラッキューロ《そーれもういっちょ~!》
ソウジ「待て!!」
『ソウジくん…!』
アックムーン《ふんっ。わざわざやられに来るとは手間が省けたムーン!》
ソウジ「俺は勝ちに来たんだ…!力を貸してくれ…勝山さん…」
ソウジはりんからもらった水筒を開けた
アックムーン《何だぁ?》
ラッキューロ《ピクニックか!》