第26章 「もえろ!7にんのキョウリュウジャー」
イアンはアミィに無理やり連行された
アミィ「それ明らかにイアンの趣味でしょ!」
空蝉丸「相変わらず気さくに走りすぎでござる」
ソウジ「弥生さん、弥生さんはきっと難しく考え過ぎなんだよ」
ノブハル「そうそう!30過ぎのおじさんだって簡単に変身できちゃうぐらいだもんねっ」
アミィ「伝説の戦士であるドクターのお孫さんなんだし、弥生ちゃんなら絶対大丈夫よ!」
アミィは弥生の手を握った
弥生「無理です」
パシッ
弥生はアミィの手を振り払った
弥生「簡単に言わないでください!」
アミィ「え…?」
弥生「私にはやっぱり無理なんです…。みなさんもおじいちゃんも…私なんかに期待し過ぎです!!」
アミィ「でもプレズオンにブレイブをあげられたんでしょ…?」
弥生「あの時はダイゴさんを助けたくて無我夢中だったんです!いつもダイゴさんの近くにいるアミィさんにはわかりません!」
弥生は眼鏡をかけてスピリットベースを出ていってしまった
『弥生さん…!!』
は急いで後を追いかけた
弥生は橋の上にいた
『弥生さん…!』
弥生「さん…」
弥生は泣きそうな顔をしている
『弥生さんならきっとできる…あの時だってできた…!!』
弥生「無理ですっ…!!さんに私の気持ちが…!」
『わかんないよ!!』
弥生「え…?」
は瞳に涙を溜めていた
弥生「さん…?」
『だって…私はどうしたって変身できないもの…』
弥生「…………」
『変身して…みんなと一緒に戦いたい…でも…それは叶わなくて…弥生さんにはチャンスがある…!!プレズオンには弥生さんのブレイブが届いたから…!!』
弥生「さん…」
『私は足手まといだし…みんなの力になれること…何もない…。でも弥生さんには可能性がある…!!お願いだから諦めないで…!?』
弥生とは同時に涙を溢した
ピキピキピキッ…!!
弥生「え…!?涙が氷に…!?」
『何で…』
キーン…!
ネックレスが光っている
『デーボモンスター…!?』
はネックレスをポケットにしまった
弥生「いけない…!このままじゃ凍っちゃう…!!」
『…っ!』
《貴様もキョウリュウジャーだったか》