第26章 「もえろ!7にんのキョウリュウジャー」
―――スピリットベース―――
「「「かんぱーい!!」」」
イアン「い…っ…何だかしんどい祝勝会だなぁ」
『ごめんなさい…。私にもうちょっと力があれば完全に治せたんですけど…』
空蝉丸「めでたきことの代償でござる。この痛みもまた良きかなと」
イアン「そういうこと。ちゃんが謝る必要はないさ」
『はい…』
アミィ「考え事?トリン」
トリン「あぁ…。敵の残党がいる限り…まだ地球の危機か去ったとは考えられない…」
ノブハル「地球の危機とは…キキ捨てられないねぇ~」
ソウジ「始まった…親父ギャグ」
トリン「はははっ…ノッさんのそれは平和の象徴だな。ありがとう。本当は心から喜んでいるよ。ただ、油断したくないだけだ」
みんなは頷いた
イアン「さっ、それじゃあ別口の祝勝会に行きますか!」
ノブハル「よーし、我らが愛すべきキングと、ドクターのところへ!!」
みんなはドクターとキングのいる病院へ向かった
―――――
病院へ向かう途中、弥生の後ろ姿が
『あれ…?弥生さん…?』
弥生「ピーピーピーポ ピーピピーピーポ ピーピーピーポピッ!」
変身のダンスを踊って振り返ると6人の姿が
弥生「あ!!」
イアン「弥生ちゃん?」
『こんにちわ』
弥生「あ、あ…っ…見なかったことにしてください~//」
弥生はガブリボルバーで顔を隠して走り出した
「「「弥生ちゃーん!!」」」
みんなは弥生を追いかけた
―――スピリットベース―――
事情を聞いたみんなは弥生をスピリットベースに連れてきた
アミィとは弥生の足にガブリボルバーを入れるベルトを付けてあげた
アミィ「これでよし…」
弥生は眼鏡を外した
イアン「お…」
ソウジ「あれ…眼鏡なくても大丈夫なの?」
弥生「これはデータ管理用の端末です。度は入ってないので」
みんなは頷いた
弥生「じゃあ…やってみます。ブレイブイン!!」
しかし何も起きない
弥生「あれ…?ブレイブイン!ブレイブイン!」
イアン「じゃあ俺と一緒に踊ってみよっか!弥生ちゃん」
弥生「え…?」
イアン「2人の熱いメロディを重ねれば、きっと上手くいくさ!」
アミィ「イアン」
ソウジ「イアン」
ノブハル「イアン」
空蝉丸「イアン殿」