第24章 「ま･さ･か!デーボスふっかつ」

ダイゴ「話はプレズオンから聞いたよ。自信を持て!弥生やドクターが頑張ってくれてたからこそ、獣電戦隊ができたんじゃねぇか」

トリン「その通り。彼女たちの協力があればこそだ」

空蝉丸「かつて戦国時代には…拙者のチェンジャーを１つ作るのにさえ…トリンやアルト様は命を削ってましたからな」

ダイゴ「これまで俺たちを支えてくれてきた、お前の強さを俺は信じるぜ!」

弥生「か、感激です…!憧れのダイゴさんに…!!」

「「「「え!?」」」」

弥生「あ…!!憧れてるのは皆さん全員です!獣電戦隊のために…私、頑張ります!」

みんなは笑って頷いた

しかしアミィは頬を膨らませていた

１人頬を膨らませているアミィに、空蝉丸が声をかけた

空蝉丸「あのー…アミィ殿」

アミィ「…何よウッチー」

空蝉丸「あ…そのご様子…やはり…アミィ殿はキング殿をお慕いしているのでござるかな…?」

アミィ「えっ?あたしがキングを?好きってこと?」

空蝉丸「いや…その質問で返されても…拙者困るでござるよ…」

アミィ「どうなんだろ…そんなふうに…考えたことなかった…」


ﾋﾟｶｯ…!!


『!!トリン…!!』

トリン「あぁ、デーボモンスターだ!」

「「「「え!?」」」」

トリン「かなり離れた場所だ」

ダイゴ「仕方ねぇ、俺たちでとっとと片付けよう」

みんなは頷いた

ダイゴ「はここにいろ。安全だからな」

『わかった…気を付けて…!』

みんなラボを出ていった

弥生はプレズオンをいつでも発進できるように準備をしていた

はそれを後ろから見守っていた

『(私も…戦えたら…)』

トリン《弥生、デーボス軍が別の場所で暴れている!プレズオンの準備が完了したら、応援頼むぞ!》

弥生「はい、もうすぐです。え…?」

『どうしたんですか…?』

弥生はプレズオンをモニターに映した

弥生「何で…!?インストールは完了したはずなのに…プレズオンの目が覚めない…!!」

『!!』

弥生「なぜなの…!?」

『私…様子を…!』

《フフフフフ…!!》

弥生「『!!』」

モニターから緑の液体が落ちてきた

液体は１つに固まり、スーツを着たデーボモンスターが

弥生「デーボモンスター…!!」

『弥生さん…!!』

は弥生を庇うように立った