第24章 「ま・さ・か!デーボスふっかつ」
―――プレズオンラボ―――
プレズオンはドクターが心配なのか、声をあげていた
ダイゴ「大丈夫さプレズオン。入院中のドクター、絶好調だったぞ!あ、腰は相変わらず痛そうだったけどな!」
『ふふふっ!そんなに心配しなくても大丈夫だよ、プレズオン』
そう言うとプレズオンは声をあげて答えてくれた
ダイゴ「それにしてもお前、クールっていうか冷静だよなー。ガブティラとは正反対の性格だ」
ソウジ「早くもコミュニケーション完璧って感じだね」
ノブハル「新しい相棒ばかり可愛がってると、ガブティラがヤキモチ焼くよ。や~きもちが乱れるってね」
ダイゴ「はははっ!まさか!」
『でもあり得なくないですよ?私が皆さんと夢中で話してるとアーちゃんヤキモチ焼きます』
ダイゴ「アイツはが大好きなんだな!」
『ガブティラだってキングのこと大好きだと思いますよ?』
ダイゴ「俺も大好きだ!」
『みんな平等に好きになればいいんですよ!』
ダイゴ「いいこというなぁ~!!」
ダイゴはの肩を抱き寄せた
チカッ…
『…?』
今一瞬だけど…ネックレス…光った…?
『(気のせい…?)』
―――――
弥生「デーボスのデータをインストールします。おじいちゃんとプレズオンが言ったのはデーボスが地球に来る直前に滅ぼした星だったと思われます」
ソウジ「バイオレットの使命は…その星を調べることだったんだね」
トリン「そう。本来海の獣電竜だったプレズオンは、そのために宇宙も航行出来るよう強化改造されたんだ」
弥生「あの小惑星には、昆虫に似た知的生命体がいたようです」
イアン「デーボスはそれを滅亡させ、次の標的、地球へ旅立った」
弥生「今回、膨大な量の分析データが得られました。これをインストールすれば、プレズオンは最強のデーボスハンターに進化します」
トリン「デーボス軍も、急速に強化している。頼んだぞ、弥生」
弥生は頷いた
トリン「ドクターはあの調子だし…今回のインストール、ひいてはデーボスとの戦いは、君の手にかかっている」
弥生「私おじいちゃんみたいにすごくないし…プレッシャーです…」
ダイゴ「弥生!」
ダイゴが弥生の肩を抱いた
弥生「ダイゴさん…!!」