第22章 「アンラッキュー!タナバタのタナボタ」
キャンデリラ《でもね~?願いは叶うけど、明日7月8日の朝になって夜空の星が消えたら~》
タナバンタ《幸運のエネルギーは、短冊に吸い取られたままになる。そしたら運のつき。人生終わり。死んじゃいますよ~?》
「「「『!!!!』」」」
「「「『アンラッキュ~…!!』」」」
ラッキューロ《あー!!またマネしてー!!》
イアン「俺とボーイ…アミィちゃんの願いは叶っちまった…!!」
ソウジ「じゃあ…この体のダルさは…」
アミィ「願いが叶った…反作用ってこと…?」
タナバンタ《あぁ、書いちゃったんですか。これかぁ~》
3人の短冊はすでにタナバンタが持っていた
ノブハル「どうしよう…僕たちの願い事…!!」
空蝉丸「書いてしまったでござる…!」
ダイゴ「願いが叶う前に何とかするしかねぇ!」
「「「「ブレイブ・イン!!」」」」
《ガブリンチョ!!》
「「「「キョウリュウチェンジ!!」」」」
~♪~♪~♪~
リズムに乗って踊るが、イアン、アミィ、ソウジの3人は倒れてしまった
『みんな…!!』
「「「ファイヤー!!」」」
ダイゴ、ノブハル、空蝉丸は変身
ダイゴ《仕方ねぇ、3人で何とかするんだ!》
空蝉丸《心得た!!》
『イアンさん!!アミィさん!!ソウジくん!!』
かなり体力が削られてるようだ
『(私も戦えればいいのに…!)』
は拳を握りしめた
タナバンタ《これ以上戦ってこの筒を壊されたらたまらない》
ダイゴ《何…!?》
タナバンタ《せっかく吸ったエネルギーが戻ってしまうからね。では、さようなら》
タナバンタたちは消えてしまった
ダイゴ《あぁ~…!!しまった~…!!》
―――スピリットベース―――
倒れた3人をスピリットベースに運んだ
みんな息が荒くなっている
トリン「この短冊は…魔力がこもったデーボタナバンタの肉体の一部だ。だから私の感知能力も…拡散されてしまったのだな…」
ダイゴ「町中にばら蒔いたみたいだからなぁ…」
ノブハル「理香が書いたのが自分の短冊でよかったぁ…」
空蝉丸「キング殿が書かなかったことも救いでござる」
ソウジ「こんな小さな願いで死ぬなんて…!」
イアン「とにかく…お前らも願いが叶ったらアウトだ…」