第20章 「つかんだッ!カンフーひっさつけん」
トリン「…一体どうなっているんだ…」
『…に……い…で…』
トリン「…?」
『1人に…しないで…』
トリン「…!!お前は1人じゃないだろ…!!」
―――――
『どうしよう…』
水はの胸元までになっていた
『このまま…死んじゃう…のかな…』
は力を振り絞って立ち上がる
『絶対…ここから出てやる…』
はまた歩き出した
―――――
トリンは冷たくなっていくの体を抱き上げ、ダイゴたちの元に向かった
トリン「みんな戦ってるぞ…」
鉄砕《まだ目覚めないのか、その女》
トリン「あぁ…体の冷たくなってきている…」
鉄砕《何…!?》
鉄砕はの手に触れた
鉄砕《闇の海にでも入ったか…》
トリン「闇の海…?」
鉄砕《その女が入っている箱庭は…その女の気持ちや心の状態でいろいろなところに行ってしまう。脱出するには自力の気持ちを変えるしかない》
トリン「…」
戦いは見事キョウリュウジャーの勝利
ケントロスパイカーでデーボモンスターを打ち砕いた
しかしラッキューロがすばやく登場
復元水をデーボモンスターにかける
デーボモンスターは巨大化した
トリン「奴の体は硬い!!キョウリュウジンマッチョで行くんだ!」
ダイゴ《来い!ガブティラ!アンキドン!》
アミィ《来て!ドリケラ!》
《《ブレイブ・イン!!》》
2人は獣電池を投げた
キョウリュウジンマッチョとなり立ち向かうが、敵の攻撃で近寄れない
空蝉丸《拙者も加勢を!!》
「ちょっと待った~!その必要はないよ~」
そこにロン毛の男が現れた
ダイゴ《あの人は…!!こんなとこ来たら危ないぞ!!》
「心配ないよ~!じーつーは、」
男は服を脱ぎ捨てた
トリン「!!」
そこには白い服に身を包んだ男が立っていた
「すこぶる頭が硬いんでね」
ダイゴ《まさか…!!》
トリン「キミは…鉄砕!!(いなくなったのはこのためか…)」
鉄砕「ブレイブ・イン!!スピリットレンジャー、ファイヤー!!」
鉄砕は変身
鉄砕《激突の勇者!キョウリュウグレー!!》
ダイゴ《鉄砕…!!お前ずっと俺を見守っててくれたのか…!!》