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獣電戦隊キョウリュウジャー

第19章 「ガチだぜ!キョウリュウグレー」




鉄砕《俺は失望した…。我が相棒ブンバッキーは…獣電戦隊の仲間に入る日を夢見て眠りについたのだ。中国奥地の万年滝に打たれ続け、その硬度を高めてきた。俺も復活の日を楽しみにしていた…。だが先ほどの戦い…あれは何だ!!!》

「「「「『!!!』」」」」

鉄砕《この中で唯一見込みがあるのは…ゴールドだけだ》

空蝉丸「拙者…のみでござるか…?」

鉄砕《他の連中は俺の課題をクリアしない限り、戦士と認めることはできん》

ダイゴ「…いいじゃねぇか…そういう分かりやすい腕試し!大好きだぜ!」

鉄砕《ルールは簡単。俺の武闘殿で各人が課題をクリアすること》

ダイゴ「おう。じゃあ中国に行くのか?」

鉄砕《いや…場所はここだ》

鉄砕はみんなに箱庭を見せた

「「「「???」」」」

ダイゴ「ここ…?どこだ?」

みんなは箱庭を覗き込む

みんなは小さくなって箱庭の中に入ってしまった

『!!』

しかしみんなの体は地面に倒れている

『どうなって…』

グレーはソウジの体にアーケノロンの獣電池を撃つ

ソウジは苦しんでいるように見える

そして残りの4人にも様々な獣電池を撃ち込んだ

鉄砕《さて…君はどうしようか…》

『え…?』

鉄砕はを見た

『どうしようって…』

鉄砕《君ははっきり言って足手まといだ》

『…っ』

空蝉丸「鉄砕殿…!!」

『いいんです空蝉丸さん…鉄砕さんの言う通りです…』

空蝉丸「殿…」

『1人でゾーリ魔を倒せるわけじゃないですし…みんなに守ってもらうばかりで…情けない…です…』

鉄砕《まったくその通りだ。今の君のままではさらに迷惑をかける》

『………はい』

鉄砕《見たところ…心の闇を払わなければいけないみたいだな》

『え…?』

鉄砕《君にはこの中に行ってもらう》

鉄砕はまた箱庭を出した

しかし作りは先ほどのと異なっていた

箱庭が光り、を包み込んだ

『きゃっ…!』

目を開けるとそこには大きなトンネルが

『何…不気味…』

鉄砕《そのトンネルの中に入れ》

『こ…この中に…!?』

真っ暗で出口が見えない

は壁に手を当てながらトンネルの中に入って行った


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