第18章 「モグモグーン!おれのたからもの」
は恐る恐る目をアイガロンの方へ向けると、アイガロンがもがいていた
『あれ…?』
どうやら苦し紛れで撃った弾はアイガロンの急所に当たったらしい
急所どこかわかんないけど
ダイゴ《!!》
『ダイゴさん…!』
ダイゴ《大丈夫か!?逃げろ!!》
『う、うん…!』
しかしアイガロンに圧されるダイゴ
アイガロンの攻撃で弾き飛ばされ、樹に激突
『ダイゴさん!!』
ダイゴの変身が解けてしまった
はダイゴに駆け寄った
『大丈夫ですか!?』
ダイゴ「…危ねぇから…!」
ガッ!!
『う…っ!!』
アイガロンはを蹴り飛ばし、ダイゴの首を掴んだ
ダイゴ「!!」
『う…ゲホッ…!』
アイガロン《やった!これこれ、間違いない!》
アイガロンはダイゴのペンダントを見る
そして自分の持っていた宝石と見比べる
アイガロンの持っていた宝石とダイゴのペンダントが光り合った
ダイゴ「親父のペンダントが…!?」
アイガロン《あら、両方光った!これって絶対同じ宝石だろ~!》
イアン《あ…あれは…!士郎が…士郎が見つけた…超古代の秘石!!》
ダイゴ「何だって!?」
『あの…宝石が…』
イアン《アイガロン!!》
アイガロン《あ~?》
イアン《その宝石を…その宝石をどこで手に入れた!!》
アイガロン《な~に興奮してんの?お前ってば~》
イアン《答えろ!!》
アイガロン《うんとね~…1年ぐらい前にヨーロッパの城で人間殺して手に入れたんだっけかなぁ~》
イアン《…!!だが…あのときのマントは確かに…デーボドロンボスが…!!》
アイガロン《ええい!バーカ!無敵のマントはもともと俺様の物なのー!!ドロンボスにはその後に褒美にやったのよ!》
イアン《貴様だったのかアイガロン…!俺の親友…御船士郎を殺したのは…!》
アイガロン《あ~?》
イアン《貴様だな!!!》
イアンの手に力が込もる
イアン《うあああああああ!!》
イアンはガブリボルバーを乱射
アイガロンはダイゴを放り投げ、斧で攻撃を弾く