• テキストサイズ

大好きな君へ

第5章 嫌になるぐらいに君が好き


あれから1週間がたっても


亮ちゃんに会う勇気もなく

大倉さんのもとから動けずにいる私は

なんてずるいんだろう…



真実を知って

亮ちゃんを失うのが怖くて


聞きたくないものを聞かないために

耳を塞いで…


見たくないものを見ないために

目を閉じてしまう…



そんな自分が

どんどん嫌いになっていく…



このままじゃダメだとわかってるから

弱虫な自分に喝を入れて



息が出来なくなるほど苦しくても

目の前が真っ暗になるほど絶望的でも



ちゃんと亮ちゃんと向き合いたい



そうやっと決意して


"大倉さんごめんなさい。

今日亮ちゃんと話してみようと思うんだ…

亮ちゃんの口から真実が聞きたいから"




そう大倉さんに送ったラインには

すぐに返信が来た…




"解った。

じゃあ仕事終わったら迎えに行くから

三人で話そう…"
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp