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第5章 嫌になるぐらいに君が好き
亮side
"仕事に行くんが嫌や…"
こんな風に思うんはいつ以来やろ…?
テレビ局に向かう移動の車の中
ぼんやりと外を見ながら
そんなことを考える…
ズル休みしたいとか
遊びに行きたい
そう思うことはあっても
仕事を嫌やと思ったことは
数えるほどしかないのに…笑
でもその理由は
自分自身が一番良く解ってんねん…
あかねと気持ちを確かめあった今
他の誰よりも
大倉に会うんが
怖いからなんやって…
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