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大好きな君へ

第4章 無くした心の取り戻し方


亮side


あの後

俺とあかねは


会えなかった時間を埋めるように

体を重ねあった…



何度も何度も

飽きることなくお互いを求めて




外が少し明るくなりかけた頃

疲れはてて眠りに落ちた…





次に目を覚ましたときには

お昼を軽く過ぎていて



俺の隣で

気持ちよさそうに眠る

あかねを見て



幸せやと心底感じる…



でも実際俺は


これから起こる

たくさんの辛いことや悲しいことから



こいつをちゃんと

守ってやれるんやろうか…?




そんな不安をかき消したくて




無邪気に寝息を吐き出す

あかねの唇に


そっとキスをして



「ふにゃ…?」



なんて寝ぼけた声をだすあかねを

ぎゅっと抱きしめて




「大好きやぞ(笑)?」



そう耳元で囁いた…
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