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大好きな君へ

第3章 片思いの終わらせ方


「あれ…亮ちゃん…とはなさん…?」


そんな聞き覚えのある声に

入り口の方に目を向けると


そこには大倉と…


大倉の後ろに隠れるようにして

驚いたようにこっちを見てる

あかねがいて…


慌ててはなさんの腕を

振り払おうとしたけど


はなさんは俺の腕を引っ張り

二人に近付いていくと



「今日も二人はデートなんだね(笑)

やっぱりすごくお似合いだよ?」


なんて話しかける…



「二人はなんで…?」



そう怒ったように

俺の手に絡まるはなさんの腕を

見つめながら聞いてきたあかねに



「これは…たまたま…」



そう言いかけた俺の言葉を遮るように




「そうたまたま会ったんだけど…

せっかく会えたんだから

これからどこか行こうかなって

話してたとこだったんだよね…?」



なんて訳の解らないことを

言い出す…



「そうなんや…?

俺とあかねちゃんは今から

俺の家で飲もうかって…」



そんな大倉の言葉被せるように




「もしよかったら二人も一緒に

どうですか…?」



そう言ったあかねと



「うわぁ…なんか楽しそう(笑)」




なんて

楽しそうにに笑うはなさんの間に



どこかバチバチとした

火花的なもんが見えた気がしたんは

俺だけ…なんやろうか(汗)?
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