第17章 三毛縞 斑 / 逃走中 ★
見えてないハズだけど、まるで見られているかのような錯覚を起こしてしまう。
それなのに。三毛縞さんは容赦なく胸を揉みしだいた。
その指がどんどん先端に伸び、
クニクニ、と既に硬くなってしまった先端を弄る。
「やっ、だ、だめっ…/// 声、出ちゃ…///」
「声、出していいんだぞぉ、というかもっと出して欲しいんだが」
そう言って苦笑する三毛縞さんは、片方の手を胸から離し、今度はスカートの中に手を入れて下着を太ももまで下ろした。
「~っ!!??////」
男達が、こちらを見ながらどんどんに近付いて来るのに。
その男達の前で今自分は、胸まで露出しながら片手で胸を愛撫され、もう片手で、下着を太ももまで下げられ、秘部を愛撫されている。
もうマジックミラーなのかどうなのかも自信が無くなってくる。
これ、本当に見られてないんだよね…!?
羞恥と愛撫でもう何も考えられなくなっていた。
「やらっ、だめっ、声、聞こえちゃうっ/// からぁっ///」
三毛縞さんは、無言で、指を動かしていく。
秘部からも、ぴちゃぴちゃといやらしい水音が響いて。
それも聞こえているんじゃないかと思うと、恥ずかしすぎて頭がどうかなりそうだった。
「あっ、ああっ、やらっ/// はず、かし…っ/// あっ、あんっ///」
男達はもうすぐ前まで来ていた。
もうダメだ、見つかる…こんなところが見付かっちゃう…っ!!!
そう思った時だった。
「ちっ、なんだよお楽しみ中かよ」
「おい他を探すぞ。俺達に追われてんのに、こんな所でイチャイチャしてる訳ねぇからな」
そう言って、男達は走って何処かへ行ってしまった。
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…ふぅ。狙い通り。
男達が言っていた通り。追われている人間が、こんな本格的にヤッているハズ無いからなぁ。
「これで安心だぞぉ聖子さん☆ 協力してくれてありがと………」
俺は息を呑んだ。ついでに、ゴクリ、と唾も飲み込んでしまった。
はぁはぁ、と息を荒くし潤んだ瞳でこちらを見上げる聖子さんが、とても扇情的で。