第13章 朔間 零 / 吸血鬼の朝事情 ★
「朔間先輩起きてます~? まだ寝てます~?」
「ん~…あとちょっと寝かせてくれんか…」
「も~、朔間先輩の”あとちょっと”は全然ちょっとじゃないんですから~!!」
どんどん声が近くなって来る……
それなのに、零さんの指は止まらず、胸を愛撫し続ける。
(ん…、ふ……///)
こんな状況だからか、いつもより感じてしまう…
声を我慢するので精一杯だった。
「あと5分…5分だけじゃ…」
「ほんとですか~? ねぇねぇ、今日はどうやって朔間先輩を起こそうかゆうたくん♪」
「もう、悪戯はほどほどにしないとだよ」
声が…すぐ傍まで……!!
それでも止まらない零さんの指は、胸から下へ降りていき
下着の中へ侵入していく。
(…!?)
ビクンっと身体が跳ねた。
「あれ…?」
「どうしたのアニキ?」
「んん~? いや、気のせいかな??」
「は??」
や…やばい…バレちゃった…??
ううん、気のせいって…バレてないよね…??
ドクンドクンと心臓が高鳴る。
「朔間先輩、あと3分ですよ~♪」
「うむ」
「あ、トマトジュース用意しときますね~」
(れ…零さん…///)
下着の中でゆっくり動いていた零さんの指が急に中に入って来る。
(んっ…!?///)
もう十分に濡れていたソコは、簡単に零さんの指を受け入れ、そしてクチュクチュと卑猥な音を立てていく。
(れ…零さ…だ…だめ…/// 音が…聞こえちゃ…///)
(~♪)
小声で訴えても、零さんの指は止まらない。
(や…激し…ん…んん…///)
指の出し入れのスピードがどんどん速くなって…
だめ…これじゃ…
「…んっ…、はっ…///」
声が…でちゃ……///
「朔間先輩~、トマトジュース持って来ましたよ~♪」
ゆうたくん…だめ…来ないで…///
(零さ…だめ…もう…///)
(…良いぞ)
(えっ…むぐっ!?)
零さんのもう片方の手が私の口元を覆って
(~~~~~っ///)
ゆうたくん、そして恐らくひなたくんも近くにいる中で
私は我慢出来ずに果ててしまった