第8章 HiMERU/ 秘め事 ★
片手で私の両手を頭上でまとめて、もう片手で、下着をずらし、露わになったソコを愛撫する。
先端が弾かれる度、声が漏れた。
「本当に敏感なのですね、可愛いです。俺も可愛い子は好きですから」
ー”俺も”……?
前々から薄々感じていた、違和感。
「HiMERUさん…、いえ…、”あなた”は誰…なのですか…?」
恐る恐る尋ねると、酷く驚いたような顔をされて…
「ふふ、やはりあなたは面白い人だ♪」
そう、一言だけ発し、私をぐるっと回転させた。
今までHiMERUさんの顔を見上げていたが、一転、ソファーに顔を埋める形となる。
「あなたは何も”見なくて良い”のです」
「え…っ、ひゃあ!??」
ぐいっと腰を持ち上げられ、下着とストッキングを下ろされる。
お尻の割れ目を沿う指、そしてぬるっとした、生温かい感触。
それがどんどん秘部に向かっていき…
「やっ/// あっ、あんっ/// だ、だめっ、ソコ、やぁっ…///」
バックの状態で視覚的情報が無い故に刺激に酷く敏感になってしまう。
「気持ち良いみたいですね。ヒクついているのが良く見えますよ」
「やだっ、見ないで…あぁっ///」
「ふふ、美味しい…どんどん溢れてきますね?」
執拗にソコを舐め、時にじゅるっと音を立てて吸い付かれる。
燐音さんとは違った舌遣いに頭が混乱する。
大きすぎる刺激に、脚がガクガクと震えてきた。
「あっ、だめっ、お願い…もう…っ、だめぇ///」
「えぇ、いいですよ、一回イってください」
頭が真っ白になって、果ててしまった。
燐音さんじゃない男の人に…
つぅ…と罪悪感の涙が伝った。
「これだけほぐれれば、負担も少ないでしょう」
HiMERUさんはまたぐいっと腰を持ち上げて、イッたばかりのソコに自身を宛がった。
「-!? 嫌、まだ…っ」
「待てません。HiMERUも気持ちよくしてくださいね」
「あぁっ///」
何の躊躇もなく、突き立てられるHiMERUさんの自身。
容赦なく出し入れが始まり、卑猥な音が響く。
「どうです? 気持ち良いですか?」
「やっ、やぁ…っ、良く、ないっ…」
「それは残念です、天城には敵いませんか…」