第29章 I am talking about our past

閉じようとする内ももに、四指だけを置いて開きながら
プクりと膨らんだ淫芽を舌でなぶった

くるみは初めての快楽にビクビク腰を震わせる

どこもかしこも柔らかくて、すべすべとみずみずしくて…
自分の肌とはまるで違う女の柔肌に
死柄木は夢中になった


どろどろになった蜜壷の入口に指を這わせると、
最初から二本。ぬるりと飲み込んでいく。

だが、膣内は狭く
ぎゅうぎゅうと、肉の壁が指を包み込んだ。

｢きっつ…こん中、マジで挿れれんのかよ…｣

浅く笑いながら、死柄木は長く骨ばった指が中をかき回す

『あ゛ん♡っはぁ…♡やっお腹…お腹の中。っ♡』


くるみは死柄木にしがみつきながら息絶えだえに喘いだ。
『とむらくん…っ♡とむらくん…』

蕩けた声が耳元をくすぐり、死柄木もその身体を熱くする

二本の指で中をぐちゃぐちゃにかき混ぜながら、
もう一方の手ではもう剥けきれたクリトリスを、愛液を馴染ませた指先でしごきあげた。


『んひぃぃっ！♡♡』

クリをまるで男根を扱うかのようにシコシコ擦られて、くるみはトんでしまう。

ドロォっと溢れ出した愛液が死柄木の手のひらを伝って手首を濡らした


十分に濡れきったというのに、死柄木は未だ、くるみの中に挿れようとはしないでいた。
その代わりなのか、クリトリスが気に入ったのか、指先を二本そこに這わせてから、今度は優しく指の腹で撫で始める


『うぁ……ぁ♡』

くるみはビックンビクンと体を震わせた。

恍惚とした表情は、ベッドの上でやけに艶めかしく。
黒いセーラー服に身を包んだ女の体は背徳的だった