• テキストサイズ

【ヒロアカ】アイアム!【オメガバ】

第28章 I am a Villain




ワープゲートの中に、次々にヴィラン連合の面々が飛び込んで行く。

くるみは未だ交戦中のため、その場に立っているが、死柄木がくるみを呼びつけると、爆豪を死体達に運ばせ少しづつゲートに向かって後退した。

爆豪は、ショックのあまり放心状態で、抵抗も見せずなされるがまま





ゲート近辺になって、死柄木の元へたどり着いたくるみを、死柄木が愛しそうに抱きしめる。




「先生…」




死柄木とくるみは、オールフォーワンを見つめ、オールフォーワンもまた、2人の方に顔面を向けた。







「弔…強くなれ……君にはその運命が居るだろう?」




最期の言葉をかけられて、更に強く抱きしめ合う二人の靴の色形はまるで同じ…



赤地の、黒い靴紐…。

「かっちゃん!!!!」







ワープゲートが全てを包みこみ、その入口を閉じた。



/ 352ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp