• テキストサイズ

【ヒロアカ】アイアム!【オメガバ】

第28章 I am a Villain



『最初は轟くんから情報を【抜こう】と思ってたけど…彼、他人に興味無さすぎて使い物にならなかったんだよね

デクくんと【お友達】になれて本当によかったァ』


「……」


『で…あぁ、個性だっけ?

私の個性は【四肢操作】
四肢のある意識を持たないものなら何でも操れる…。死体とか、マネキンとか。

今のところ、1キロ圏内、同時に30体くらいまで…
ちなみに、追跡もできるよの。
私の手作りのぬいぐるみちゃん達ならね…』

轟は、ハッ!と自分のポケットの中にある、柔らかなぬいぐるみを思い出し、青ざめた。



『今回死体を使ってるのは、あんたがたヒーロー様は例え死体であっても…手を下せないでしょ?【一般市民】には…。』

「卑劣な…!」
オールマイトの呻きに、くるみは傷ついたような表情をする……が、それも演技なようで、次の瞬間ニヤリと笑った。











「なら……俺のことは……」
足元で聞こえたうめき声に、くるみは視線だけ動かして見下ろした。



視線の先、爆豪が泣き出しそうな表情で、くるみのことを見上げている





「俺とのことも…全部、演技だったんか…」



/ 352ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp