• テキストサイズ

【ヒロアカ】アイアム!【オメガバ】

第27章 l am a hero





緑谷はなんとか、2人を救出する一手を頭の中で練り上げる。

が、戦闘が許されていない身では、方法は極端に限られている…









そんな中で、導き出した一筋の光…








「飯田くん…みんな!聞いて…
見つけたんだ!


決して戦闘行為にはならない、僕らもこの場から去れる!

その上、かっちゃんと縫井さんを助け出せる方法が!!」





「言ってみてくれ」


ゴクリと生唾を飲む轟、
彼もまた、恋焦がれる女が命の危機とあって、冷静ではいられていない。




緑谷は、もう一度頭の中でこの作戦の可能性を鑑み、頷いたあと口を開いた。






「まず…

僕の【フルカウル】飯田くんの【レシプロ】でまずは推進力

そして、切島くんの【硬化】でコンクリ壁をぶち破る…







開けた瞬間すぐさま轟くんの【氷結】で道を形成してほしい!
なるべく高く『跳べる』ように




ヴィランは僕達に気づいていない…
だから、手の届かない高さで戦場を横断するんだ!








そしたら【切島くん】だ、
僕じゃダメだ、轟くんでも、八百万さんでも、飯田くんでも

入学してから今まで、かっちゃんと対等な関係を築いてきた…

君(ともだち)の呼びかけなら!!」




/ 352ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp