第24章 I am dating with you
爆豪は何度体を震わせて、くるみの中に白濁液を吐き出した
が、その体は離れることなく、またゆっくりと動き始める
『いぁっ!う、そぉ…まだィって…!』
くるみは爆豪の腕にしがみついた。
その小さな抵抗も、無視するように爆豪はくるみの最奥を突きながらくるみの耳たぶを噛む。
ビリビリとした痛みと甘さがくるみの体を走った。
膝の内股に力が入って、ビクンビクンと体が跳ねる…
いつの間にか両手の指は絡まり合って、その間はしっとりと濡れた
『ばっくご…く…♡きもち…とんじゃ、う♡』
「ハッ…今更かよ」
ニヤリと笑って与えられるのは口をまるごと飲み込んでしまいそうなキス
ぢゃぶっ…ぢゅ、ぐちゅっ…と唾液を混ぜるような音が部屋に響く。
「んな目すんな、そそるから」
『っんん♡』
くるみは爆豪の首裏に腕を巻き付け、引き寄せた。
『ね…もっと好きになって…爆豪くん
もっと、好きになってほしい…の』
ダメ?と潤められた瞳が揺れる
「んなもん…とっくになってるだろ
くるみが居ねぇと…俺は…」
爆豪にとって、今やヒーローになること、その目的がくるみを守ることになりつつあった
くるみの愛の沼に飲み込まれて、肺も脳も心臓も
全て彼女の事で埋められている
もはや依存ともとれる程の愛情に
くるみは口角を上げた。
『うれしい…』
きゅっと中で爆豪を抱きしめると
また、少しだけ大人びた表情を見せるくるみに爆豪はカッと顔を赤らめた。
「好きだ、くるみ」
また1つ、首元に増える噛み跡…
虚しく浮かび上がる紅い跡に、爆豪は目をそらした。