第4章 Loving you is Killing me. 後編
お互いに視線を絡ませている内に、バニーの抜き差しがドンドン早くなっていく。
やっぱり痛くて気色悪くて……けど、今はそれだけじゃなくて………。
「ンッ……ンンッ…」
「ね……気持ち良くなって来た?
虎徹さんのココ……柔らかくなってる。」
「違ッッ……
そんなんじゃ…ねー…から……」
バニーの視線がオレの顔から胸、腹……そしてその下へ。
「ああ、夢みたいだ。
貴方の中に挿入って居るなんて……。
虎徹さん、愛しています。
愛してる……僕はずっと貴方を見てたんだ。
だから……お願いです。
貴方の中に僕を全部……出させて。」
中出しって事か……。
大体男にヤられるのだって初めてなんだし、中に出されたらどーなるってのも全く想像出来ねー。
どうせ拒んだ所で今のバニーが諦めるとも思えねーしさ。
……好きにすりゃいいんじゃねーの。
無言のまま揺さ振られるオレに、バニーも何かを悟ったんだろうな。
「虎徹さんッ……!
虎徹……さん!
ああ……気持ちいッッ!」
更に夢中で腰を振り、急いで射精しようとしてるみてーだ。
「ホラ……
さっさと出しちまえよ、バニーちゃん。」
やっぱり若いよな。
オレがちょっと煽ってやっただけで……
「ンッ……アアアッッ!
虎徹さんッッ!」
呆気ねーくらいあっさりと、オレの中にドクドクと吐き出しやがった。